2019年12月09日

Mi Tierra Andalucía

くくあっという間に1ヶ月。
Siroco×Juan de Juan公演 "Mi Tierra Andalucía"、初日の日からあっというまに1ヶ月が過ぎました。
が、まだあのモンスター達との強烈で恐ろしく、そして最高に幸せだった時間の余韻が私の中にずっと灯火のように残っています。
11/9 東京国際フォーラムでの2公演を皮切りに、11日のFINAL大阪まで4公演、今までのフラメンコ人生で最大の出来事てした。
548E4CBF-69B6-4992-91E4-1CB2010C97BE.jpg

永遠に終わらないんじゃないかと思うくらい長く苦しい道のりだったけど終わるものなんだな、と今終わってしみじみ思います。

緊張感に包まれ幕開けした初演、少しリラックスして楽しむことができた2公演目、想定外のことが起こり、プチ事故も起こして凹んだ3公演目、ようやく心の底から楽しみ、やりきった、と思うことができたファイナル大阪。
ファイナル大阪は、満席のお客様のスタンディングオベーションで幕を閉じました。
感動的なラストに、舞台挨拶の時に泣いてしまいました。
F605599B-9911-4E68-8FA7-91494C0DFAE9.jpg10DF98C7-7878-41B9-A36D-E1C109C68430.jpg

モンスターたちと同じ空間にいるということは、たとえ劇場公演であっても完全予定調和なんかない、毎回毎回がスリリングでヒリヒリするような緊張感と隣り合わせで、日本人の私たちは軒並み瘦せ細ったり体調崩したり、プレッシャーで本当に死ぬんじゃないかと思うくらいきつかったけど、最後笑って終われて本当に良かったです😭

15年?14年?前、まだフラメンコ始めて数年の22、3歳だったシロコが初めて企画した京都のテアトロ公演で出会った日には、こんな日をまた舞台の上で迎えるとは思っていませんでした。
こんなモンスター達を相手に魂を見せ、こんな野獣珍獣軍団を率いてこんな大きな舞台を作り上げたことがとても感慨深く、そしてその場に立ち会えたことが本当に嬉しかったです。
最後の渾身のソレアを袖で見ながら泣いてしまいました。
どこをどうとっても群舞向きでない私のことを信頼して声をかけてくれたシロコ、こんなかけがえのない経験をさせてくれて本当にありがとう
初めて会った日から最後バイバイするまでずーっと優しくみんなに気を使い続けていたフアン王子。
ずっとフラメンカ!って励まし続けてくれ、自分の不甲斐なさに何度も心が折れそうになった時に、いつも救ってもらいました。
素晴らしいアルティスタであるだけでなく、本当に優しくて愛情たっぷりの人間としても素敵な人でした。
1CE89EDF-9434-4A59-8D92-0B4E4DBADECF.jpg
423FA102-ACDF-487E-A75F-A0135A333C5A.jpg4A9FC5FC-BFD8-4406-880C-0ED9FFFF1F07.jpg

何度も、私がここにいて大丈夫なの?って思うくらい、ものすごい圧と熱量とうねりを作り出していたアルティスタ達、ペルラ、ホセ・バレンシア、マラ、シモン、ホセ・カラスコ。
何度もそのアルテに痺れ、心が震えました。
全員がスペインでも第一線で活躍している一流のアルティスタたち。
でもみんな優しくて、そしていつも笑ってる(笑)。
そんな超一流の人たちが、みんなシロコを信頼し、彼の魂に応えようと、6〜7時間に渡る長時間のリハにも文句ひとつ言わず、本番では毎回全身全霊で支えている姿を間近で見ることができ、謙虚と卑屈を履き違えていた自分に気づいたりしました。
214FC7E1-6DF4-4F21-A823-61D87D3BFC97.jpg

特にタンゴでかけがえのない時間を過ごさせてもらったマラ。
最後の公演の1番最後、去り際におでこにベソしてくれたこと、一生忘れられない思い出になりました。
冥土の土産級の宝物です❤️
C63BCE42-200C-40D6-B484-4380E941E1B2.jpg
E1AE3704-3569-478B-955F-6539ED7A7EEA.jpgFA6DE715-3936-4BD2-8958-35FD5E3EE16D.jpgC3E07144-DCA1-403B-B997-D5D6470C39E9.jpg17B6ECEF-A93E-4774-BCD4-B1280575BF98.jpg

そんな凄いアルティスタのみんなの、舞台を降りた時の珍獣っぷり、特に最後の最後の、公演が終わった後の寂しさを全てぶち壊すようなホテルチェックアウト時のドタバタ騒動新喜劇には、自分の価値観を変えてもらうくらい笑わせてもらいました
ファイナル、最後の最後に会場を笑いの渦に巻き込んだ、モップと共に舞台に現れるペルラ
57B52642-42E8-4B43-A1A7-0704816D1675.jpg

D6E20B7C-8B4F-4369-8A5D-9CDFB3312BEB.jpg56DF5EBE-D9F8-4BE6-B1DE-4D89E48ADD54.jpg8616B928-371B-44ED-8589-F4494DA3099E.jpg

モンスター達に交じり、ハンパないプレッシャーの中、我々女子部のグアヒーラを支え、素敵に彩ってくれたケンちゃん、たくやくん、本当に素晴らしかった。
たくさんたくさんありがとう!

そして、11ヶ月間、離れた場所にいたけどずっと一緒で、最後の12日間はそれぞれの本当の家族よりも長い時間を一緒に過ごし(笑)、最後の朝もなかなか離れがたかった女子群舞隊のみんな、ゆきちゃん、あーしゃ、あゆ、なおちゃん、言葉にならない思いでいっぱい。
みんな愛してる❤️💕
316ED7D3-3DE0-4281-B7A8-B2FC77BB92E4.jpg
FE789BCE-D35E-4F55-86DF-A733E1F700EF.jpgF902D78A-A5C1-4C22-815E-50AAEF674F03.jpgA8933722-D1F2-4FCF-8839-347E15C25993.jpg86ECB90A-6018-4212-AEFC-9CE0678D994F.jpg
BC0EC516-33DD-48E6-ADB8-8E396173B692.jpg97906429-5444-49C3-BD10-281468989888.jpg49FA4F89-7F1B-4411-929B-DA2DAFCCF703.jpg

4公演延べで4500名(!)ご来場頂いたお客様、東京、大阪でお手伝いしてくださったスタッフの皆様、お客様、キョードーさん、グアヒーラ衣装作ってくれたセビージャのピリ、フィナーレ衣装協力頂いたラ・パルマさん、マリキータさん、アトリエ・プリマさん、ドセ・デル・フラメンコさん、何度も悲鳴をあげた体をメンテナンスしてくれたケイタくんとハイジ、そしてこのためにだいぶ放置してしまったのにこの舞台に集中することを快く受け入れ応援してくれた生徒たちと夫、全ての人にたくさんのありがとうとLOVEを、誰よりもシロコに1番とびきりのありがとうとLOVEを❤️❤️❤️❤️

夢のような時間が終わり、厳しい現実に戻っていますが、この貴重な経験を糧に、バネに、また頑張っていきたいと思います。
この公演が終わり、自分の中でフラメンコへの気持ち、向き合い方が変化したし、人生の価値観まで変わった気がします。
4A06C604-E261-4F29-9C1A-06A1E239B857.jpg
一番思ったことは、限界とは自分が作り出す幻想でしかないのかも、ってこと。
自分の可能性を今までつぶしていたのは自分だったってこと。
48年生きてきて、今頃気づくのは少し遅かったかもしれないけど、今気づけて良かったと、本当に思いました。

もっともっとフラメンコになりたい、近づきたい。
愛おしく果てしなく遠いフラメンコに、少しでも。
これからも、地道に謙虚に諦めずに頑張っていきます。
また新しい、素敵な見たことのない景色を、これからも沢山見たいから!

実は、1ヶ月経ってもまだちょっぴりロス中で少し寂しい(笑)。
posted by カゲコ at 20:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。